「そう言えば、ナル君よりヒナちゃんのほうが背が高いんですね」


ッ!!!?


「「あ...」」


「え?ナル君どうしたんですか?そんな隅に縮こまって」


「どーせ俺はヒナタより背がちいさいさ...」


...こいつ小さいこと気にしてんだから言うなよ」


「ナルト君にそのこと言うと、シカマル君が八つ当たりされるもんね」


「そうなんですか?」


「「うん」」


「...八つ当たりで(ワリ)ィか...」


「「ッ!!(びくっ!!)」」


「ナル君、大丈夫ですよ。確かにシー君とヒナちゃんのほうが今は大きいですけど、ナル君も大きくなりますから」


「.........ホントか?」


「ええ、ナル君が2人より小さいのは、食生活が不規則なのと睡眠が足りて無いからです。ちゃんと3食食べて、夜十分な睡眠をとれば成長ホルモンが分泌されますから...」


「「「成長ホルモン?」」」


「あ、こっちの医学技術ではそこまで分かってませんか?生き物の体で生成される成長を促す物質なんですけど、夜の10時以降からしか大量に分泌されないんですよ。しかも睡眠中で、眠ってから2時間後という限られた条件でなんですけど...」


「それじゃあ、夜に寝れば背が伸びるんだな!?」


「そうですよ」


「じいちゃんの夜の任務もっと減らすように言ってくる!!」


「あ!ナルト!!」


「...行っちゃったね」


「なあ、ナルトと一緒に俺らも任務がなくなるんだから、同じ時間寝たら身長差変わんねーんじゃねぇか?」


「さあ...その辺は個人差がありますけど」


「「、もしかしてわざと言わなかった(の)(んじゃ)」」


「2人のご想像にお任せしますよ♪」


「...めんどくせぇからナルトには言うなよ」


「そうだね...」


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